震災で解体した実家、液状化エリアでもできるだけ高く売る方法は?
【お客様のご状況】
■年代:70代
■性別:男性
■お住まいのエリア:新潟県内(新潟市)
【売却不動産の状況】
■不動産の種類 :土地
■エリア:新潟市西区
■売却の理由:相続物件の処分
【ご相談内容】
相続により取得した家屋を長年使用せずに所有していましたが、令和6年能登半島地震の影響を受けて解体することとなりました。今後も使用する予定がないため、このタイミングで売却を検討しています。ただ、近隣では液状化現象が確認されており、その影響も気になるところです。希望としてはできるだけ高く売りたいのですが、いくらぐらいで売れそうですか?
【ご提案内容・お客様へのメッセージ】
■売却方法:当社にて専任媒介→売却
■売却の決め手ポイント: 売りづらい物件の処分・相談のしやすさ
ご相談を受けて現地を確認したところ、市の負担による建物解体後もブロック塀が残っており、敷地全体は整地されていない状態でした。公費による解体のため工事内容が最低限であることは売主様もご承知でしたが、今後買主様から撤去交渉がある可能性についてもお伝えし、あらかじめ心構えをしていただきました。今回は「撤去費用は買主様負担」という条件で売却活動を開始。売出価格は相場よりやや高めに設定し、反響を見ながら価格を調整していく方針で進めました。多少の価格交渉はありましたが、販売開始から約2ヵ月で無事に成約に至りました。
この記事の著者

ハーバーエステート株式会社 新潟本店 千野 奈月